宙散大系

ゲームの感想がメインになると思います。

【バイオRE:4】Chainsaw Demoプレイしました

皆さん、ついにやってきました。

 

「バイオRE:4」の体験版が、やってきました。

 

3月10日(金)放送の「カプコンスポットライト」で発表、直後に配信開始となりました。

7:30からという厳しい時間でしたが何とかリアタイに成功し、「NO LIMIT」の文字が見えた瞬間に絶叫してしまいました~!

というのも、バイオの体験版って30分限定とか、一度クリアしたらそれっきりってのが最近は多かったのですが、今回は「NO LIMIT」です。無制限で遊べます。神。

何度でも「RE:4」の世界を体感して欲しい、好きなだけ遊び尽してから製品版に臨んで欲しいという製作陣の気合が垣間見えます。バイオハザードシリーズの中でも屈指の人気作である「4」ですから、この捉え方はあながち間違いじゃないと思います。

かくして、肝心の内容の方も、そんな気合を充分に感じさせる素晴らしいゲームでした。いや、本当に素晴らしいです。てな訳で早速レビュー行きます!

今回は、触れておきたい要素を一つずつ取り上げて言及していく形になっています。ほぼほぼ良かった点しか思い付いていません。

 

より豊かなストーリー

ここは敢えてスクショ無しで簡潔に語ります。

まず、オープニング映像を見るに「RE:2」からの繋がりを割と意識した構成になっています。原作でも「2」での出来事をレオンが口にすることはありましたが、今作では当時のトラウマを乗り越えるという要素が強くなっているのでしょう。結構だと思います。

次に、最初の小屋で早くもアシュリーに関する情報をつかみ、目的地が湖畔に設定されます。原作ではルイスから教会がどうこう的な情報をもらったはずですが、それと比べるとストーリーのテンポが良くなっていると言えます。その分、新しいストーリー要素を入れる余裕ができているってことだと思います。

ついでに、同行した警官がレオンを置いて先に調査へ向かう流れになっているっぽいです。原作では車の中から出てこないのに、やる気が違いますね。

正統進化を遂げたマップ

体験版で遊べるのは、原作でいうところの「村中央への小道」と「村中央」の2エリアだけです。が、この2エリアだけでも語れることはかなりあります。

まず、最初の小屋での体験が大幅にパワーアップしました。

最初の小屋。原作とは全く異なります。

原作の小屋の中では、せいぜい雑魚敵1体をシバいて終わりでしたが、「RE:4」での初探索はそんなもんじゃありません。そもそも小屋のサイズがデカいです。地下室もあるような大きさです。

戦闘以外の要素だけ見ても、不気味なオブジェクトが多数あったり、同行した警官の悲鳴や所持品(と思われる)があったり、早くも施錠された扉が出てきたり、村人から隠れるように動く部分があったり…と盛りだくさんの進化を遂げています。いいぞ!これでこそサバイバルホラーの正統リメイクだ!

戦闘に関しては、第一村人最初にエンカウントする敵がただの雑魚敵ではなく、ちょっと強い敵になっています。大体の人がいきなりダメージを喰らってたまげると思いますが、製作陣からしたら思うツボでしょう。その前のイベントも相まって、非常に良い演出だと思います。最初の敵がただの雑魚ってのもアレだし、いい改変です。

この第一村人についてちょっと具体的なことを書きます。

過去に公開されたプレイ映像では寄生体がモリモリ出ていましたが、どうやらあれは海外版限定のゴア表現っぽいです。日本版ではそこまでモリモリではない。いきなり寄生体ガナードが出るのか!?とビビったものですが、また別の敵でした。

で、近づくと突進攻撃をしてきますが、モーション中は怯み耐性がかなり高いです。強力な武器を装備していないときは逃げてから撃つのが吉でしょう。

小屋を抜けると、見覚えしかない形の道が広がります。明らかに原作再現と分かるような形状でありながら、ちょっとずつ変わっています。とても良いです。

朽ちた車が良い雰囲気を出しています。

敵や小屋の数は減りましたが、全く問題にならないな!(N格闘最終段)

アイテム木箱やカラス、トラップはもちろん健在。最後の小屋で敵が一人だけ出待ちしている所まで原作再現されていておじいちゃんニッコニコです。マジで。

ていうか、過去の記事でもトラップには気を付けたいと書いたのに、初見で普通に踏みました。僕は馬鹿です。

肝心の村中央も、大まかな小屋の配置は変わっていません。原作を大事にしているのが伝わってきます。細かな変更点はたくさんありますが、それは後で列挙します。

新たなる戦闘経験

「バイオ4」の醍醐味と言えば、怯んだ敵に体術を仕掛けられる爽快アクションでした。「RE:4」では、ここも当然パワーアップしています。

こちらに気付いていない敵に後ろから忍び寄り、ナイフで一撃で仕留められるようになりました。リアルで良い感じです(怖い)。

モーションもよくできています。

また、敵に掴み掛られているときには、ボタン連打による脱出だけではなくナイフによる反撃ができるようになりました。これも含めて、戦闘体験は「RE:2」と「RE:3」をさらに進化させたクオリティに仕上がっていると言えるでしょう。

ナイフの耐久値と引き換えに素早い脱出が可能。

そして、なんと村人にもベリィ・トゥ・ベリィが仕掛けられるようになりました!スクショはありません!(は?)

他には有名なナイフパリィや、暴徒化(?)寸前の倒れているガナードにナイフを使えばそれを阻止できます。全体的にナイフアクションが強化されたと言えます。原作でのナイフアクションなんか、いうてやる気のなさそうな横振り攻撃しかありませんでしたから、とても良い改変です。それに合わせるようにナイフには耐久値や修理の概念が追加され、ナイフも重要な攻撃手段として他の武器と同様に運用を考える必要性が生まれました。ナイスなゲーム性の進化でしょう。ナイフだけに。おもろ。

あのセリフも、あの空耳も

レオンの独特なセリフの言い回しが、「バイオ4」の大きな魅力の一つです。

その中の一つに、村中央での戦闘後のセリフがあります。村人たちが急に襲撃を止めて、一斉に去っていくシーン。レオンは"Where's everyone going?Bingo?"(皆どこに行ったんだ?ビンゴでもしに行ったか?)とユニークな呟きを漏らします。

これがね~~~~~~、完全再現されていました。

マジで馬鹿でけぇ声が出ました。最高です。

これ、イントネーションまでかなり原作に近いです。

↓俺の反応

これコラ動画だったりするかな?ともかく原作ファンならだれでも絶叫するでしょこんなもん。

また「中野バーガー」「ウン○だ捨てろ!」「魔太郎!」など有名な空耳の数々も健在です。原作よりかは発音やテンポに緩急がありますが、充分はっきり聞こえます。つまり敵たちもリアルになっているということですね。

製品版ではさらに様々なセリフが再現されているはずであり、それを聞くたびに絶叫するのが本当に楽しみです。有名どころはほぼ再現されそう。

フォトモードが追加

これは本当にデカいです。正直フォトモードだけでも無限に遊べそうです。バイオハザード4の世界を余すことなく堪能するのに大きく役立ちそうです。

↑ゲーム中のこの画面をフォトモードでいじると、

 

↑こんな写真にできたりします。

まぁ最近は色んなゲームにフォトモードってあるし、別に自分も写真を撮るのが上手いってわけじゃないんですが、一時停止してカメラをこねくり回せるだけでもかなり嬉しいですね!

隠し要素について

バイオお馴染み、体験版限定の隠し要素についてです。今回は二つあるようです。

①高難易度「Mad Chainsaw Mode」

ゲームを始めると、低確率で次のような画面が出ます。普通に怖いです。

つまりランダムで高難易度モードに挑戦できる権利を得られるのですが、これがだいぶ難しいです。まだクリアできていません。

こんな名前ですが、全ての敵が強化されています。攻撃力は上昇、ガナード暴徒化の確率も上がってナイフの耐久値も減りやすい。肝心のチェーンソー男は常にレオンと同じくらいのスピードで走ってくるので簡単に追いつかれます。

なので正攻法でのクリアはかなり難しそうです。どうにか上手く工夫しないと。

何とか発売までには一度くらいクリアしたいですが、割ける時間がないかもしれません。マジで何とかクリアしたい(2回目)。攻略動画も頼る所存です。

余談ですが、最近のバイオの最高難易度ってどんどん難しくなっている気がします。製品版の最高難易度もこのレベルだったら普通に泣きます。

②隠し武器「TMP」

入手条件は「村中央への扉を開く前に全てのアイテムを捨てる」ことっぽいです。

すると、通常は閉まっている井戸の蓋が外れており、そこから地下へ降りられるようになります。

地下にある宝箱の中に「TMP」、原作でいうところのマシンピストル(?)が入っています。で、これがある程度改造された後の性能となっており、割と強いです。

威力0.80、5発ほどでガナードを倒せます

たぶん一度入手すると次回以降は最初から使えるようです。攻略にはかなり役立ちそうです。

その他、原作と違う点など

他に書きたいことを箇条書きでダラダラと書きますよ。

・めちゃくちゃグロい

めちゃくちゃグロいです。普通に今までで一番グロいのでは…?かなりビックリしました。

ちょっと画像載せられないレベルです。気になる方は「resident evil 4 remake death」とかで検索してください。

今回はCERO:Z版だけの発売であり、いつものように全年齢版というものが存在しません。これ、出血や欠損表現を抑えたとしても、ゲームオーバー演出(=殺され方)がエグ過ぎて無理だから全年齢版は出せなかったんじゃねぇかな…って思っちゃいます。

こんなことを書くとグロいのが好きな人みたいですが、別に好きという訳ではありません。むしろレオン様が無残にやられるのを見るのは割とキツい側です。これに関連して…

・レオン様がかっこいい

結局これです。ゲームのモチベの5割がこれです。バイオ4ファンはみんなレオンが好きなんです。

「RE:2」の顔を引き継いでいる??っぽいですが、原作に劣らないカッコよさだと思います。「RE:2」が出た時はやたらケツアゴケツアゴ言われてて気に入りませんでしたが(←)今回はそんなこともなさそう。

イケメンスンギ

・村中央の塔耐久が削除

過去の記事でも書いた、村中央での塔耐久が対策されて消えました。カプコン様!?

村中央の戦闘では、塔に登ることで不正ができます。敵が塔の上には昇ってこれないので、そこに篭って時間切れまで待つことができました。

さて、「RE:4」で塔に登ると…

速攻で塔の床がぶち抜かれます。

マジででけぇ声が出ました(2敗)。救済にもなるので過去の記事では残してもいいと思うと書きましたが、許されませんでした。全体的に難易度はかなり上がっています。

・ガナードの頭部を撃っても怯まないことがある

検証できていないのですが、レティクルが収束し切っていないときに頭部を撃っても怯まないことがあるようです。どんなに敵に囲まれていても、とりま一人の頭を撃って蹴り飛ばせば打開…ということが難しくなりました。これはかなり難易度に影響を与えたと思います。

チェーンソー男も、ショットガンを撃っただけでは全然怯まなくなっています。体力も上がった気がするしより手強くなりましたが、むしろ良いアップデートだと思います。でも初見の人は余計にキツくなったかもな…。

・村中央で、ガナードがトラップを設置することがある

実はさっき貼った画像にも、その様子が映りこんでいます。

ん?

よく見ると、味方が仕掛けたトラップに引っかかっています。

つまり敵が戦闘中にトラップを仕掛けるし、その攻撃判定は敵にも適用されるようです。これはなかなかの改変だし、難易度にも大きく関わります。

てか、トラップを踏んでもレオンはダメージを受けないようになりました。一定時間その場に拘束されるだけですが、逆に言えば混戦中に踏んでしまうと悲惨なことになります。いや、本当に難しくなったな。足元にも注意しないといけなくなりました。

まとめ

自分のプレイリザルトですが、今現在は11,150ptas.が最高記録です。これ実はチェン男が落とす3,000ptas.を回収できていないので、頑張れば15,000ptas.に届きそうです。時間を見つけてどうにか達成したいところです。

まだ書けることはいくらでもある気がしますが、大体書いたので締めます。

Twitterでも言ってますが、文句なしの神ゲーがやってくる予感がします。

てか体験版だけでここまで遊べるってヤバくね?6,7時間くらい遊んでいる気がしますが、まだまだ遊べますよ。製品版が出たらどうなってしまうのでしょうか。

是非とも一人でも多くの方に体験版をプレイしてみて欲しいです。そして僕と語り合いましょう。